Project Outline

プロジェクト概要

地域の体験が「見えない学力」を育てます!
「ラーケーションの日」で大台町に自然体験&ボランティア体験

令和7年度 観光庁 第2のふるさとづくりプロジェクト
「参加型 体験プログラム」

大台町子どもプロジェクト推進協議会では令和7年度観光庁「第2のふるさとづくりプロジェクト」企業版第2のふるさとづくりモデルの実証事業に取り組んでいます。この事業では継続的かつ多頻度での来訪による交流人口・関係人口の拡大、地域活性化につながる施策を実証します。 本年度は大台町に社有林のあるトヨタ三重宮川山林を保有されているトヨタ自働車株式会社及びその関連企業の皆様を中心に大台町で実証事業にご協力いただける皆様を募集します。

1. 実証事業について

自然体験や地域貢献で育む「見えない学力(非認知能力)」、生物多様性保全に資する「トヨタ三重宮川山林」での環境教育など、大台町には地域を活かした教育力があります。まずは大台町に来て頂き、楽しみながら学びを実感してもらい、何度も帰ってきたくなる「第2のふるさと」に大台町をして頂くには何が必要かを検証します。

トヨタ三重宮川山林とはトヨタ三重宮川山林は大台山系を源流とする宮川の上流域三重県大台町にあり、その面積は約1700ヘクタール(東京ドーム約364個分)です。明治期から林業が行われ、100年生の杉林もあります。トヨタは2007年、大切に育まれたこの山を引き継ぎ、自動車事業で培ったノウハウを活用し、森づくりに取り組んでいます。
■ トヨタ三重宮川山林 https://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/social_contribution/feature/forest/mie/

本事業での提供内容

  1. 「見えない学力(非認知能力)」等を育む体験の提供及びそのコーディネート
  2. 宿泊でお越しいただく場合は大杉谷地域総合センターで宿泊(無料)が可能
    (※大杉谷地域総合センター https://osugidani.jp/service/facility/ 宿泊施設ではないため寝具等必要)
  3. 2回目以降の再来訪の方には交通費と宿泊費を半額負担(※証憑類が必要)

大台町が育む「見えない学力」とは?

  1. 体験や経験を教育の場に変えていく「地域を生かした環境教育25年の実績」
    大台町は25年にわたり地域を生かした環境教育や自然体験、そして過疎高齢化により荒廃する地域を維持するボランティア活動に取り組んでいます。地域や自然の中での活動を通じて各自の中に芽生える多様な学びを大切にしています。
  2. 「見えない学力」とは?
    教育には「見えやすい学力」と「見えにくい学力」があります。「見えやすい力」とは例えば「点数で測ることができる学力」、反対に「見えにくい学力」とは「計画・行動力」「課題発見・解決力」「持続力」「ユーモア・コミュニケーション力」「応援する・応援される力(仲間力)」「幸福力」などがあります。これらは全て経験や思考により獲得できる力です。子どもでも大人でもいつからでもつけることができ、よりよい幸せな人生を送るためのアイデアとなるでしょう。

2. 詳細

(1)場所 三重県多気郡大台町 https://web-odai.info/abouts/ 
(2)期間 令和7年10月~令和8年1月25日(日)
(3)対象 
①「ラーケーションの日」を取得する児童生徒とそのご家族
② 過疎高齢化の町大台町で一次産業や地域文化の継承のためにボランティア活動をしていただける方
(4)宿泊場所
①【無料】大杉谷地域総合センター https://osugidani.jp/service/facility/
(三重県多気郡大台町久豆199)
本事業にご参加の方は、元大杉小学校である大杉谷地域総合センターにご宿泊可能です。宿泊施設ではないので寝具はなく無料です。またグランドでのキャンプもできます。夜の星空の美しさ、五右衛風呂のご利用などもでき、山里の学校で合宿気分が味わえます。
※寝具はレンタル(1,800円/布団一式)か持ち込みとなります。※20名以内
②【有料】町内宿泊施設一覧 https://web-odai.info/stay/ 
大台町には奥伊勢フォレストピア(https://okuiseforestpia.com/)等のホテルがあります。本事業で大台町に2回以上の宿泊をしていただく方は半額でご宿泊(+交通費も半額)が可能です。

(5)内容
「ラーケーションの日」等を活用して児童生徒とその家族の方及び大台町で体験活動をしたい皆様に体験メニューをご用意しております。大台町で家族一緒に地域の自然や文化、ボランティア活動を体験して頂き、簡単なアンケートにご協力頂きます。大台町子どもプロジェクト推進協議会の事務局NPO法人大杉谷自然学校がご希望に応じて体験や宿泊のコーディネートを実施します。

大台町子どもプロジェクト推進協議会2009年3月に農水省「子ども農山漁村交流プロジェクト」を推進する目的で設立されました。会員は、大台町、大台町教育委員会、大台町登録DMO、道の駅奥伊勢おおだい、NPO法人大杉谷自然学校等で、行政、観光関係者、教育関係者が連携して大台町を子どもたちの教育の場として活用するためプログラム開発や受入体制の整備、関係者の研修等を実施し、農山漁村体験の他、地域の人や自然、歴史や文化、生活様式などを生かした環境教育プログラムを学校教育現場を中心に提供してきました。
事務局:NPO法人大杉谷自然学校地域を活かした環境教育・自然体験活動を提供する教育団体です。開校25周年を迎え、職員5名と所属ボランティアが体験指導とコーディネートにあたります。
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