地域紹介

大杉谷のごちそうシイタケ😋

暖かい日差し、膨らむ桜のつぼみ、ほのかな水仙の香り、冴え渡るウグイスの鳴き声……待ちに待った春がやってまいりました。大杉谷地区で春の食べ物と言えば、シイタケ!秋の味覚としてよく知られていますが、春のシイタケも肉厚で美味しいです😋

今回は、「合同会社大杉谷やったる会」さんの大杉谷地区にあるシイタケハウスを見学した時の様子を紹介します。合同会社大杉谷やったる会では、地域の自然や恵みを生かした地域づくりと物作りを行い、今女性4名、男性3名が活動しています。

シイタケハウスの中に入ると、たくさんのクヌギの原木が並べてあります。原木栽培は農薬や化学肥料を使わずにシイタケを育てることができます。

この日、大杉谷やったる会の谷口さんと山本さんがシイタケ栽培について色々教えてくれました。いつもならこの時期がシイタケ収穫のピークですが、今年は暖かくなるのが早まったか、ピークの時期が既に過ぎてしまったそうですが、「春にはあともう1回採れる」と谷口さんが仰っていました。

クヌギの木からシイタケがたくさん生えてきました。この子たちは1週間後には収穫できるそうです。

シイタケには骨を丈夫にするビタミンDなどが含まれて、栄養が豊富であることを山本さんが教えてくれました。

谷口さんによると、「森に放置するだけで生えてくる」「栽培するのに手間がかからない」というメリットから、昔から大杉谷の地区でシイタケ栽培をしている地域の方が多くいて、谷口さんも子どもの時から山に行ってシイタケ収穫を手伝っていたそうです。今は自然の中に放置するとサルなどの獣に食べられるため、シイタケハウスのような室内環境で栽培するようになりました。高齢化を背景にシイタケ栽培の人口が減ったが、大台町の大杉谷以外の地区でもシイタケ栽培をしている方が少なからずにいます。谷口さんが近い将来に他のシイタケ栽培をしている方と一緒に手を組んでネットワークを広げたいと言っていました。シイタケ栽培で地域を盛り上げようとしている姿が素敵だと思います♬

収穫したシイタケはすぐ近くにある倉庫で乾燥させます。生のシイタケと干しシイタケは道の駅奥伊勢おおだいに出して販売します。その他にも「しいたけのり」という人気商品もあります。原木しいたけと三重県産のあおさを炊き上げた佃煮です。シイタケとあおさのハーモニーを味わえる商品だそうです。皆さんも機会があれば、是非見に行ってみてください~♪

 

案内してくださった山本さんと谷口さん、ありがとうございました!

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合同会社大杉谷やったる会:0598-78-3128

 

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