大台町生物多様性協議会

アマゴの観察会を開催しました

季節が巡り冬がやってきましたね。
すっかりご報告が遅くなりましたが、11月24日(日)に大台町生物調査員養成講座としてアマゴの観察会を行いました。

まずは調査を行っている場所でもあるカラスキ谷にて、自然河川のアマゴや、繁殖行動の痕跡である産卵床を参加者の方々と観察です。
また実際にアマゴが暮らす河川環境がどのようなものかを散策しながら見てきました。

その後、宮川上流域の地域個体群を用いた「西アマゴ養殖場」にて、養殖施設やそこで飼育されているアマゴ、また発眼卵という目が見えはじめている状態の卵も見学させていただきました。

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アマゴは警戒心が高く、なかなか見るのが難しい魚ではあるものの、その美しさと美味しさから「渓流の女王」と呼ばれています。
今回はそのアマゴについて知ってもらう良い機会にできたのはないかと感じています。

遺伝子も含めて地域の生き物達が守られてゆき、その恩恵がうけられる。
それが地域独自の魅力となると考えております。
これからも皆様に興味を持っていただくべく、大台町の自然を楽しんでいただける活動を続けてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

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