森のようちえん

山と川のようちえん&おおだい森のようちえんは、こんな活動です!

大杉谷自然学校の「山と川のようちえん」と「おおだい森のようちえん」

大杉谷自然学校の「山と川のようちえんin子ども王国」と「おおだい森のようちえん」は、家族でご参加いただけるイベント型の森のようちえんです。
大台町の小さな谷や山や池がある森「子ども王国」で実施しています。
遊具などはない自然の遊び場です。
毎回、同じ森で活動するので、四季の移ろいなど自然の変化を感じることができます。
自然の中は、多様なものに出会うことができ、不思議なものや美しいもの、心地よく優しい音や匂い、深い味わい、苦手なものや危険なものを含め、変化に富んだ刺激に溢れています。


その中で、それぞれの子どもたちが心動かされる瞬間を大事に、「やってみたい、やりたくない、好き、嫌い、怖い」などいろいろな気持ちを受け止めています。子どもたちの主体性を大切にし、のびのびと遊べる環境にしたいと、試行錯誤しながらの活動です。


基本的には午前も午後も子どもたちのやりたいことを聞いてから、それぞれが自由に遊んでいます。
水辺で生き物探しをしたり、スコップで穴や水路を掘って水を流したり、橋をつくって渡ったり、木に登ったり、その時々でいろいろな遊びを楽しんでいます。家族で過ごす子もいれば、初めて会う子どもたちが一緒に何かに取り組んでいる事もあります。
昨今、火や刃物に触れる機会の少ない子どもたちが多いので、午前中は火を使った調理の時間を設けています。忙しい毎日の中で、子どもにゆっくり向き合って、包丁や火を使わせてあげる時間はなかなか取りにくいもの。
やってみたい子はぜひ挑戦してみてください。


活動中、子どもたちはたくさんの危険な場面や挑戦しなければならない場面に遭遇します。
そんな時、私たちは大きな怪我をしない範囲で、子どもたちの力を信じて挑戦を見守るように心がけています。
子どもたちは自分の手も足も頭も使って、自分の意志と力で挑戦して、今、自分ができないことを知り、やりたいことをどうやったらできるかを考え、その結果を体験しています。
そして次の挑戦へと向かっていく、そんな成長の機会にしたいと思っています。


一緒に参加される保護者の方も、本当に危険な時以外は口出し・手出しをグッとこらえ、子どもの姿をそっと見守り寄り添っていただければと思います。子どもたちが知識を覚えるよりも、まずは感覚的に身に染みるような体験をたくさんさせてあげたいと思います。
時には一緒に夢中に遊び、時には共感し、時には応援する、子どもも大人も、自分も主体となり、他者も主体とできるような関係を作っていければと思います。


自然の中で、たくさんの生命と関わり合い過ごす時間を積み重ね、
「自然と自分とのつながりを当たり前に感じられる人」
「それぞれのありのままを受け入れられる人」
「自分で考え自らの意志で行動できる人」
「地域に愛着をもった人」
将来そんな人が増えたらいいなぁと願っています。

子どもは自然の中でじっくり遊び、大人はそっと寄り添い見守る。
家族で森へ出かけてみませんか?

↓ プログラムの詳細、お申込みはこちらをご覧ください。

山と川のようちえん in子ども王国

おおだい森のようちえん

?よくあるご質問
質問「山と川のようちえんin子ども王国」と「おおだい森のようちえん」の違いはなんですか?
答え「山と川のようちえんin子ども王国」は、各回参加型で、毎回メンバーが違います。また、昼食はやりたい人が調理して、みんなで食べています。「おおだい森のようちえん」は、通年参加型で、同じメンバーが5回通して活動します。昼食はお弁当持参で、汁物などをやりたい人が調理して、お弁当と一緒に食べています。

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