６月４日（土）、好天に恵まれて【おおすぎっ子クラブ】～川の生き物探し～を開催しました。
自然学校でオリエンテーションを終えた後に、皆で近くの桧原地区にある宮川の支流へ移動しました。昔ここはホタルの里公園がありましたが、2004年（平成16年）の台風21号災害で流されてしまい、現在は東屋のみが残っています。災害前、ホタルの里公園では万単位のゲンジボタルが飛んでいたそうですが、災害後はほとんど姿が見られなくなりました。元の数に戻るまでまだまだ先だと言われています。しかしここ数年6月頃になると、ホタルが点々と飛ぶ姿が見られるそうです。ホタル以外にも、ここの川には様々な水中生物が暮らしています。
今回のプログラムでどんな生き物と出会えるのかな〜♬
早速ですが、生き物探しのデモンストレーションを行った後、各自の思い思いの場所で網を使って生き物探しにチャレンジしました。川底の石をひっくり返したり、足で川の中をガサガサして石の下に隠れている生き物を網に引き寄せました。
午前中の成果を共有して、捕えた生き物を紹介して皆で観察しました。カワムツ、カジカガエル、カジカ、サワガニ、シマドジョウ、アジメドジョウ、オタマジャクシ、あとヤマカガシとも出会えました。
昼食は地域のせせらぎ会さんが作ってくれた、参加者の中でも大人気な竹皮弁当です。川のせせらぎとそそり立つ山に囲まれて、豊かな自然に癒された昼食タイムでした♫
午後からも川に入り、生き物との出会いを探ります。浅い場所に行ったり、川の流れが急な場所に行ったりして試行錯誤を繰り返しました。もちろん、仲間との協力も欠かせません。
参加者が横一列に並び、隙間のないように網を立て、反対側から自然学校のスタッフが川底に隠れている生き物をおびきだして捕まえる大作戦も行いました。
午後は、ナガレヒキガエル、アユ、アマゴ、シマヘビ等の生き物と出会えました。この日、気温が少し暑くなりましたが、清流で川涼を楽しむこともできました♪ 今回のプログラムが皆さんにとって、川に暮らしている生き物と触れ合うとともに、大杉谷の豊かな自然を知り、親しむ機会になれば嬉しく思います。暑い中、たくさんのご参加いただきありがとうございました！
大杉谷自然学校では、夏にしか出会えない生き物を探し、観察するプログラムもご用意しております。自然の中に出かけて、どんな生き物と出会えるかな？一緒に探検しませんか🔍
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