熊野古道伊勢路巡礼旅が知らない間に半分も終わりました。「もうすぐ巡礼のゴールに到着する」という嬉しい気持ちと「一緒に巡礼する仲間とお別れする」という寂しい気持ちになりました。
6日目から島地峠、馬越峠、八鬼山、三木峠、羽後峠、曽根次郎坂・太郎坂、二木島峠、逢神坂峠、大吹峠、松本峠を乗り越えてやっと七里御浜に着きました。引き続きの上りと下りを繰り返す行程でとっても大変でしたが、巡礼旅に参加してくれた皆さんと一緒に声をかけ合いながら励まし合ったからこそ乗り越えることができたと思います。
石畳道を歩く際に先祖様の知恵と努力を感じました。そして、今石畳道を発掘し、整備する地域の方の熊野古道と地域の歴史文化への愛着と情熱も伝わってきて、私もできることから熊野伊勢路の保全と発展を頑張りたいと思うようになりました。
この数日間の巡礼旅を通して、仲間意識の大切さと地域の保存会の方への感謝を心より感じました。残りの旅を皆さんと一緒に楽しんで頑張りたいと思います。