5月14日、連日降り続けた雨が上がって、無事に家族でチャレンジ~魚釣りにチャレンジ~を大杉谷自然学校で開催しました。
魚釣りをする場所は海、川、池や湖などたくさんあります。場所によって釣れる魚が違ったり、釣り方も違ったりします。今回のプログラムは皆さんと一緒に大杉谷自然学校の近くの宮川で川釣りを体験しました。今日はどんな魚と出会えるのかなあ?
午前中には、体育館で皆さんに竿の使い方、扱いの注意、仕掛けの繋ぎ方について説明しました。グループ毎に自然学校で準備した魚釣りの道具セットを渡して、一緒に練習しました。多くの方が初心者で、最初竿を操るのに苦労していましたが、練習を重ねて、少しずつ糸を離して竿を振るタイミングと感覚を掴めるようになりました。
午後には、皆さんと一緒に川原に出かけて、本番の魚釣りにチャレンジしました。練習と異なって、餌のミミズを針に指すのが大変だったり、浮きが沈んですぐに竿を引き上げる「合わせ」も難しかったですね。途中で風も強くなって、竿を操るのがより難しくなりましたが、皆さんはあきらめずに最後までチャレンジしました!!
この日は、カワムツという体に太い紺色の線を持つ魚がたくさん釣れました!皆さんも自分の頑張った成果に大満足のようで、良かったです♪
カワムツ以外に、ウグイ(腹部に茶色に帯びた銀色の線をもつ)、オイカワ(キラキラ輝く鱗をもつ)、カジカガエル、ニホンイシガメ(準絶滅危惧種)などの生き物にも出会えました。
いつもと同じように、最後は出会った生き物を自然に返して、プログラムを終えました。
全国有数の清流として知られている宮川には、様々な生き物がいます。大杉谷自然学校では、生物多様性及び河川環境の保全を目指して、宮川流域に残る漁法や魚食文化、川での遊びを調査、記録し、継承する取り組みを行っています。今回の魚釣りの体験を通して、皆さんに川とのつながりを深めてもらえばうれしいです。
大杉谷自然学校では、他にも川遊びのプログラムを用意しています。この夏、一緒に心と体が開放できる川遊びをしませんか?
⬇️プログラムの詳細、お申込みはこちらをご覧ください。⬇️