9/10(土)に【おおすぎっ子クラブ魚捕りの罠を作ろう】を開催しました。
午前中は、体育館で色々な魚捕りの道具を紹介した後、伝統漁法のビンヅケを作りました。昔はガラス製のものを使って魚を捕っていたのですが、今回はペットボトルを使って作ってみました。
カッターでペットボトルの口の部分を切って、それを内側に入れて固定します。じょうご状になっている入り口が魚の入り口になります。
紐で固定するためにハンダゴテで穴を開けます。また、水抜きのためにペットボトルの底部にも穴を開けます。
ビンヅケができましたら、次に餌である米ぬかを煎ります。米ぬかを煎るとすごく香ばしい匂いがして、魚たちがたくさん来るのではないかと思いました。大杉谷の人は、米ぬかと味噌を混ぜて餌を使っているそうです。
午後からは自然学校の下の川原に出かけて、作ったビンヅケを仕掛けに行きます。浅いところ、深いところ、流れの早いところ等それぞれ思う思うところにビンヅケを置きました。
川に沈んで約20分後にビンヅケを引き上げると、魚が入っていました!1回目はカワムツが一番多く入っていました。その中でオイカワという種類の魚も入っていました。2回目も仕掛けてみたのですが、1回目と比べるとあまり入っていないようでした。沈む時間が短かったか、仕掛ける場所が浅くてあまり流れがなかったからかもしれません。またお家に帰ってもぜひ色々な試行錯誤をして、魚を捕るコツを見つけてみてください。
魚以外にも、アカハライモリと宝石色のハンミョウを見つけることができました。
最後に、今日出会ったすべての生き物を自然学校に返して、プログラムを終えました。プログラム途中で雨が降っていましたが、最後まで参加してくださってありがとうございました。ぜひお家に帰っても、自分で作ったビンヅケを近くの川でも仕掛けてみてください。川に行く時には、大人と一緒に行ってくださいね。
おおすぎっ子クラブの次回はこけ玉作りです。足元にあるものを集めて小さな森を作りませんか。
お申込・ご参加をお待ちしております。